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境港について

境港について

境港は自然条件に恵まれた山陰地方随一の天然の良港で、1896年(明治29年)の開港以来、対岸諸国との貿易で発展し続けてきた日本海側有数の国際貿易港です。
近年は世界各地からクルーズ船も多数寄港しており、モノとヒトが往き交う「北東アジアのゲートウェイ」として、その地位を固めつつあります。

PORT OF SAKAI

PORT OF SAKAI

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境港の優位性

1.対岸諸国に近い機能集約された港

◎港湾機能が集約されたコンパクトな港であるため、大規模港のような混雑がありません。
◎荷役のほか、通関・検疫も迅速に行われ、船卸から配送までの時間ロスは最小限です。

2.輸送費用のコスト削減

◎国内輸送を短縮することにより、物流の効率化、CO₂の削減にも貢献できます。
◎コンテナ単位から小口混載の貨物まで、充実した助成制度があります。

3.大規模な地震や津波のリスクが低い

◎海溝型地震の原因となるプレートがなく、大規模地震や津波の発生リスクが低いと言われています。
◎瀬戸内・太平洋側での災害リスクや、主要港でのトラブル発生に備えた代替港としての役割が期待できます。

境港のあゆみ

境港は1896年(明治29年)10月に開港(神戸税関管内で神戸港についで2番目)され、当時は中国の大連、朝鮮民主主義人民共和国の清津・元山、韓国の釜山との定期航路が開設されていました。
1951年(昭和26年)には重要港湾に指定、1958年(昭和33年)には鳥取・島根両県協定による境港管理組合(港湾管理者)が発足、2011年(平成23年)には日本海側拠点港に選定されるなど、今日に至るまで発展を続けてきました。
近年では、2016年(平成28年)に外港中野地区国際物流ターミナル、2020年(令和2年)4月に外港竹内南地区客船ターミナル(境夢みなとターミナル)がそれぞれ供用を開始し、国際貿易港としての機能を更に拡充させるため、港湾整備が着々と進められています。
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